2010年05月22日

日本の貿易と物価を守るため。。。

2010年5月21日 21時30分
口蹄疫の恐ろしさとは? 人が食べても大丈夫なのになぜ殺処分?

毎日「口蹄疫(こうていえき)」の被害情報がニュースで流れています。

ツイッターでは宮崎県の東国原知事が頻繁に情報を報告し、農水省も刻々とリリースを発表。口蹄疫ワクチンの投与が決まり、地元の酪農家の方の協力を求めています。


口蹄疫とはどんな病気なんでしょう。BSEとは違うのでしょうか。
人が食べても大丈夫だと言うのに、何万頭の殺処分がなぜ必要なのでしょうか。

◆口蹄疫とは

口蹄疫ウイルスによる急性熱性伝染病で、伝染力が強く、偶蹄類の家畜(牛、豚、山羊、緬羊、水牛など)や野生動物(ラクダやシカなど)がかかり、感染すると、発熱したり口の中や蹄の付け根などに水ぶくれがなどの症状がみられます。

BSE(牛海綿状脳症(狂牛病))は、「異常プリオン」によって起こり、「BSEにかかった牛などの特定部位を食べる」と人にも影響があるのに対して、口蹄疫にかかった牛肉や豚肉を食べたり、牛乳を飲んでも人が口蹄疫にかかることはありません。ですが、口蹄疫はインフルエンザと同様に「伝染性ウイルス」で接触や空気感染などで広がってしまいます。
このような違いから、それぞれ異なった対策がとられることになります。


◆口蹄疫厳しい対策のわけ
致命的な疫病ではない口蹄疫が、厳しい対策がとられる理由は、日本は口蹄疫ウイルスのない「口蹄疫清浄国」であり、ブランド和牛など高品質の畜産物の産出国であるためです。口蹄疫が発生すると、感染した牛や豚による畜産物の品質が低下するだけでなく、口蹄疫は感染力が強いため、発生国の畜産物には、厳しい制限のある輸出規制をかけられてしまうのです。
そのため、口蹄疫が発生すると、国内の畜産物市場全体や輸出にいたるまで経済的な大打撃がおこります。このようなことから畜産業を守るために防疫法によって厳しい対策が酪農家に義務づけられています。

また、感染エリアの封鎖などで交通や物流に支障がでたり、酪農市場の混乱で、子牛の流通、供給ができないことから将来の畜産物、畜産加工物に影響が残ることと、など近未来に向けた不安が残るようです。

◆最新情報
リアルタイムな現状は、ツイッターでも話題となっています。
東国原宮崎県知事のツイッターを引用してみましょう。
20日の口蹄疫の発表から昨日まで知事からは約300件のツイートがあり、「口蹄疫」70件以上、「殺処分」約50件あり、普段は知事お得意の「てげ!(すごいなどの宮崎弁)」は2件という鬼気迫るつぶやきが多くなっています。
 12:21 PM Apr 20th Echofonから
 本県の一部の牛に、家畜伝染病である【口蹄疫】擬似感染が確認された件。現在、県及び農水省に【口蹄疫】防疫対策本部を設けて対応にあたっている。尚、【口蹄疫】は人に感染することはありません。また感染牛の肉が市場に出回ることはありませんが、仮に感染牛の肉を摂取しても人体には影響ありません。

 2:52 PM Apr 20th Echofonから
 農水省は、牛肉の輸出を自主的に一時停止したらしい。

今朝の発言には
 「本日までの、新たな確認は13例。殺処分対象4992頭。これまでの累計159例。殺処分対象130258頭。殺処分埋設完了頭数72776頭。擬似患畜して放置しているのが最も危険なのだが、いかんせん、感染のスピードに殺処分と埋設が間に合わない。」(21日10時30分頃)

 「とうとう西都市にも擬似患畜が拡大した。西都市は、先日、エースクラスの種牛を移設した所である。」(21日12時20分頃)
とあります。

宮崎の酪農家たちへ支援の和も広がっていますが、私たちでもできる支援もいくつもあります。
支援募金などに参加すること。宮崎の対処地域への移動を控えること。そして、宮崎牛や宮崎豚などの畜産物を買い控えをしないことなど。
これ以上の感染拡大がおこらないこと、口蹄疫が早く撲滅されること、酪農家の方たちの今後の生活が安定することを祈ってやみません。

参考サイト:動物衛生研究所 「口蹄疫」





ニックネーム りぼん。パパ at 03:29| Comment(0) | TrackBack(0) | メンテナンス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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