2009年04月30日

サーズや鳥インフルエンザの経験からか、東南アジアの空港体制は、メキシコよりは、良いようです。

<新型インフル>中国、欧米、東南アジア…各国対応は?
4月29日9時44分配信 毎日新聞

 人への感染が広がる新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)。世界保健機関(WHO)が警戒レベルを「フェーズ4」に引き上げるなか、感染拡大の防止に向けた各国の対応策をまとめた。

 ◇香港・中国

 03年の新型肺炎SARS流行で約300人の死者を出した香港。その教訓もあり、迅速な対応が目立つ。26日に香港独自のインフルエンザ警戒レベルを上から2番目の「厳重」に引き上げ、27日には新型インフルエンザを「法定伝染病」に指定した。インフルエンザ発生地域から香港に戻って7日以内に発熱やせきなどの症状が出た場合、すべて検査対象となる。空港ではサーモグラフィーだけでなく、体温計による検温も実施している。

 一方、中国の温家宝首相は28日、日本の閣議にあたる国務院(政府)常務会議を招集し、「感染の疑い例が報告された際に即時公表」するなど8項目の重点施策を発表した。中国はSARS流行の際に情報公開の遅れが批判されていただけに透明性の確保に力点を置いているようだ。同会議は「感染地域が拡大しているため高度の警戒が必要」と判断。WHOに加盟していない台湾、香港、マカオとも協力し、流行リスクの評価などを進める。28日に中国衛生省と協議したWHO専門家は「中国の透明性は高まっているが、大衆に向けて情報を公開することが大切だ」と話した。【台北・大谷麻由美、北京・浦松丈二】

 ◇欧米

 米政府は、政府備蓄の抗ウイルス薬タミフルとリレンザ計5000万人分のうち1100万人分を、カリフォルニアやニューヨークなど感染者の出た州を中心に供出する作業を進めている。さらに感染者の把握と検査態勢を強化している。

 欧州連合(EU)の行政府・欧州委員会のワシリウ委員(保健担当)は28日、緊急の保健相会議を30日にルクセンブルクで開き、EUとしての共同対処を協議すると発表。また、EU域内の薬品業界に対し、抗インフルエンザ剤とワクチンの在庫状況などの情報提供を呼びかけた。EU内ではオーストリアが人口の半数にあたる約400万人分の治療薬を備蓄している。【ワシントン小松健一、ブリュッセル福島良典】

 ◇東南アジア

 タイ政府は28日、閣議を開き、感染防止と患者が出た場合の治療方針を確認した。政府は30万人分の治療薬タミフルの備蓄を完了していることや、保健省に24時間対応のコールセンターを設置する方針を明らかにした。

 鳥インフルエンザで世界最多の115人の死者を出したインドネシアでは、既に空港でサーモグラフィーによる入国者の体温チェックを実施。スパリ保健相は「対応は十分。我が国の知見が役立つのなら協力の用意がある」と述べた。

 鳥インフルエンザによる死者が56人に上るベトナムもWHOと連携し空港での健康調査などを強化している。【バンコク西尾英之、ジャカルタ井田純】 .最終更新:4月29日9時44分


ニックネーム りぼん。パパ at 04:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 人畜共通感染症(ズーノーシス) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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