2009年04月25日

H1N1亜型由来豚インフルエンザ

メキシコ及び米国の一部の州:H1N1亜型由来豚インフルエンザの発生について                            1.WHO(世界保健機関)事務局は、米国及びメキシコで発生している豚
インフルエンザについて、これまで両国で確認されているものとは異なるH1N1亜型豚由来インフルエンザによるものであることを発表しました。WHOはまた、動物由来ヒトへの感染が見られる点、地理的に離れた場所でいくつかのコミュニティーにまたがって発生している点、通常のインフルエンザに比較的感染しにくい年齢層の感染が見られること等から警戒を強めています。
 ・米国カリフォルニア州、テキサス州で計7人の豚インフルエンザの感染が確認され、また9件の疑い例が報告されている。
 ・メキシコでは、4月23日までに882件以上のインフルエンザに類似した感染例が疑われており、そのうち62人が死亡している。   
 ・メキシコの感染例のうち、18件については、H1N1亜型の豚由来インフルエンザである旨カナダの研究機関において確認され、さらに内12件については、米カリフォルニア州のH1N1亜型インフルエンザと遺伝子的に同一である旨についても確認された。
・このH1N1亜型由来豚インフルエンザはこれまで豚・ヒトともに検出されていない。
2.メキシコ、米国(メキシコとの国境周辺のカリフォルニア州・テキサス州)では、人込みを避け、衛生管理にも十分注意してください。また、帰国時に高熱、咳症状がみられる場合には検疫所の健康相談室にお申し出ください

(続報)

1. 4月25日現在、メキシコにおいてインフルエンザと似た症状を示す比較的重い呼吸器疾患が流行しています。メキシコ厚生大臣は記者会見で、これまでメキシコ全国で1,004人の症例があり、4月23日までに68人が死亡(うち、20人の死因がインフルエンザであることを確認済み)していること及び以下の対策をとったことを発表しました。なお、死亡した20人の地域別内訳は、メキシコ市13人、サン・ルイス・ポトシ州4人、バハ・カリフォルニア州2人、オアハカ州1人とされています。
(1)メキシコ政府は100万人分の抗インフルエンザウイルス薬を備蓄しており、インフルエンザと診断された患者に投与する。
(2)マスクの配布を開始する。
(3)豚肉を摂取してもウイルス感染はしない。
(4)週末も病院での診察が可能となるようにした。
(5)メキシコ市では、公的行事、宗教行事、サッカーの試合等、多くの人が集まる行事を中止した。
 また、WHOによれば、メキシコにおける症例は、動物のインフルエンザウイルスが人に感染した症例であること、地理的に離れた場所で流行が広がっていること、通常みられない年齢層が罹患していること等から、これらの事例は非常に危惧される事例です。

2.つきましては、メキシコに渡航を予定されている方は、報道等より現地の最新情報の入手に努めつつ、事態が沈静化するまでの間、渡航の是非について検討してください。また、メキシコに滞在されている方は以下の点に留意し、衛生管理及び感染予防に努めてください。
(1)十分な水・食糧の備蓄を行い、不要不急の外出は控える。
(2)外出する際は人混みを避ける。また、咳やくしゃみ等による感染を防ぐため、マスクを着用する。
(3)積極的に手洗いやうがいを行う。
(4)発熱や咳などインフルエンザと似た症状がみられた場合には、迷わず現地の医療機関の診療を受ける。

3.4月24日より、メキシコ市国際空港において、出国者に対して健康申告書の提出を義務づけています。

4.また、帰国時に高熱、咳症状がみられる場合には検疫所の健康相談室にお申し出ください(帰宅後に同様の症状が現れた場合には、最寄りの保健所に相談し、感染地域に渡航していた旨をお知らせください。)。


ニックネーム りぼん。パパ at 19:16| Comment(2) | TrackBack(0) | 人畜共通感染症(ズーノーシス) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
豚肉を食べても移らないのですね…
どのようにして移るのでしょうか?
ペットのミニブタは何かそれらの予防接種をしないといけないなどの
影響はありますか?
鳥インフルエンザみたいに
大量に殺されたりしないですよね…(T_T)
Posted by noa at 2009年04月25日 22:44
noa さんへ>>>

肉を食べてうつることは、たぶん、ないでしょう。うずらのときと、同じ対応でしょうね。濃厚接触している人が、飛沫感染か空気感染をする。つまり、人間同士がインフルエンザをうつしあう状況に似ていると推測します。豚さん、鼻が濡れてて、ポタポタ水分が落ちますが、たぶんその量や程度が、多少変わるくらいで、不顕性なので、豚さんは元気と思われます。
基本的に、ペットの豚は、他の感染源の豚、鶏類に接触しなければ、うつらないと思いますが、H1N1亜型は、実は、いっぱいこの世にあり、今までは、弱毒性なので、人間がうつって死ぬことは、まず、無かったので、この辺は、メキシコや米国保健局の情報待ちですね。

もちろん、感染が判れば、その養豚場の豚は、殺処分です。ペット豚も同様に、陽性なら、殺処分でしょうね。

ただ、詳しいことは、僕もまだ知りませんが、こうなることは、2年ほど前から予告はしていて、抽出サンプル豚の血液サンプルをDNA分析してほしい旨、交渉はしていましたが、国立感染症研究所の役人は、豚でこういう事態は、絶対起きないと、私の言うことは、無視され続けてきました。
H1N1亜型は、自然に豚が治っても、DNA検査で、痕跡が判るので、サンプル調査をお願いしていたのですがね〜。日本の行政は、誰か、人間が死なないと、何もしませんから。。
Posted by りぼん。パパ at 2009年04月26日 01:55
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