2009年02月19日

りぼん。の尿検査の結果。

りぼん。の尿検査の結果は、細菌感染性膀胱炎に起因するりん酸アンモニウムマグネシウム及びりん酸塩の結晶析出。と言うことでした。いわゆるストラバイトと通称言うものです。検査は、尿の一般定性試験として、蛋白、糖、ウロビリノーゲン、ケトン体、潜血、比重、ビリルビン、pHを、測定しました。pHが8.5で、アルカリ性でしたが、後は、正常値でした。
別に、検鏡と言って、顕微鏡で検査するのですが、これにより、検体中の粘成分は、するりん酸アンモニウムマグネシウム及びりん酸塩の結晶と膣粘液の集塊物だそうです。

これは、理由が、2つ考えられます。1つは、膀胱炎により、おしっこの出が悪くなり、膀胱に濃いおしっこが、貯まり、りん酸塩が、時間経過とともに、析出した。

2つ目は、おしっこをしたときは、尿にりん酸塩は、溶けていたが、検査に至る間に、乾燥して、水分が飛び、顕微鏡で見た時点では、ストラバイトの結晶が見えた。

と、言うことです。いずれにしても、摂取する水分に対して、ミネラル(塩分)の採り過ぎでしょうから、餌のミネラル分をもう一度、見直す必要があるようです。現状のミニブタフードは、養豚のデーターを基本にして、1歳齢くらいまでのデーターで、餌を作ってますから、これだと、まだ、成長期後は、ミネラルが多いと言うことになります。体がどんどん大きくなる成長期は、多くのミネラル分が必要ですが、成長が止まったら、少なくしないと、尿路結石の原因になりそうです。


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細菌を殺す抗生物質を投与する膀胱炎の治療のため、1日1回ビクタスS40mgを2錠、ひとまず2週間、飲ませることに、しました。

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顕微鏡で、400倍で、観察すると、りん酸アンモニウムマグネシウムの結晶は、おおむね以下の3種類の形状を示す。

羽状型 りん酸アンモニウムマグネシウム結晶.jpg

羽状型 りん酸アンモニウムマグネシウム結晶

通常型りん酸アンモニウムマグネシウム結晶1.jpg

通常型りん酸アンモニウムマグネシウム結晶1

通常型りん酸アンモニウムマグネシウム結晶2.jpg

通常型りん酸アンモニウムマグネシウム結晶2


リン酸アンモニウムマグネシウム結晶は、アルカリ性尿で認められ顕微鏡下では無色で屈折性を呈し光って見え、西洋棺蓋状・封筒状・プリズム状などの形状を示す。塩酸・酢酸等の酸で容易に溶解する。本例に見られるような羽状型は不完全な結晶である。
 リン酸アンモニウムマグネシウム結晶は、尿素分解細菌による尿路感染が原因で生じることが多く、尿素分解菌により尿中の尿素をアンモニアと炭酸ガスに分解し、このアンモニアの生成に伴い尿がアルカリ化し尿中の燐酸と結合することにより結晶化する。尿路感染が原因で生じる結石は感染結石と呼ばれ尿路結石の10〜15%を占めメスが優位であり、感染結石の核から周辺まで認められる細菌は生きていることが多くProteus属が約70%を占める。若干のリン酸カルシウム結晶を混合する。

オス豚の場合、陰茎が細くて、結石が詰まりやすいので、おしっこを出す出口として、「尿道ろう造設」手術をする場合もある。メスの場合は、膀胱から尿道口まで、短いので、あまり問題ないが、オスは、らせん状陰茎で詰まったり、睾丸の近くで、尿管がS字に屈曲していて、カテーテルが、膀胱まで、到達しにくいので、ろう孔を開ける場合がある。
ニックネーム りぼん。パパ at 19:50| Comment(2) | TrackBack(0) | りぼん。のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
結果がわかってよかったです。
お薬で早くよくなるといいですね!
餌のミネラルも原因の一つなんですね。
成長期が終わってからのフードの量って難しいですね。
ミルクの事もあったからいろいろと知りたいです。
Posted by どんぐり at 2009年02月20日 23:46
どんぐりさんへ>>>

ミルクの事もあったからいろいろと知りたいです>>>僕も、知りたいところですが、こうやって、検査資料を集めて、検討する以外に、教科書には、ミニブタのことは、載っていないですから。。結石が出来た人の結石を分析するだけでも、データーが集まって、参考にはなるのですが。。。
Posted by りぼん。パパ at 2009年02月21日 02:19
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