2008年11月18日

動物取扱責任者講習って、何をするの?

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ペット、動物に接する業務をするには、原則、動物取扱責任者と言うものを、店舗ごとに、最低1人は、置かなくてはなりません。これは、大体、年間2回以上、もしくは、2頭以上を扱って、無償譲渡であっても必要と言う、厳しい設置基準ですから、ちょっと、動物を譲渡する場合でも、設置義務が生じる訳です。

そこで、誰でも、動物取扱責任者になれるかと言うと、そうは、簡単では、ありません。国家試験は、まだないのですが、

1)ペットショップ、動物病院などに勤務して、動物取扱責任者の充分な指導を受けた実務経験6ヶ月以上の勤務証明と、1日認定講習の受講終了者。

2)ペットや動物関係の専門学校で、年間カリキュラムのしっかりした学校の1年間以上のコースの卒業証明書の保持者。

3)各種動物関係団体の行う認定講習で、検定試験を受け、環境省が、認定にふさわしいと認めた資格証明書の保持者。

の3つの方法でしか、現在は、動物取扱責任者に成れません。

この法律施行前に、動物取扱業の届出をしている人は、既得権として、動物取扱責任者になれますが、もう、その特例期間は、終了していますので、前記、1〜3の方法でしか、成れないのです。
私は、サラリーマンですから、今から、6ヶ月以上どこかへ勤めることも出来ず、また、1年間、毎日専門学校へ通うことも出来ないので、NJAHA(社団法人日本動物病院福祉協会)の3級動物看護士の試験を受けることにしました。

これなら、試験前に、猛勉強して、日曜日、1日の試験で、合格すれば、もらえることになります。試験範囲は、動物病院の看護士のテストなので、接遇、法令、人畜共通感染症、検査機器の使い方、各種検査法、消毒関係、獣医さんの専門用語、犬、猫、エキゾティックの場合のそれぞれの保定法、生物学、解剖学。。。とものすごく、多岐にわたります。ですから、僕の場合は、ほぼ、丸暗記が多かったですね。心電図の電気コードの何色は、どの足につけるの?とか、OOと言う薬剤は、なんに使うの?とか、濃度がどれだけの薬剤を薄める計算法とか。。

です。これを、受験し、合格したら、合格登録をして、登録証を保健所に出すと、もう一度、保健所が主催する認定講習を受け、認定証をもらい、そこで、動物取扱責任者を登録をして、その登録証を基に、動物取扱業の登録が、出来ます。

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なお、ここで、登録事業所が、自己所有地もしくは、賃貸契約があり、取り扱いたい動物の適正飼養施設が無いと、登録事業所には、なりません。豚さんは、化製場等における法律によって、飼育施設の構造基準が決まっています。その基準にあった施設が、本当にあるかどうか?消毒体制とか整っているか?を、保健所より、2名の方がみえて現場確認します。そこで初めて、手数料を支払い、5年間だけの動物取扱業の登録が、出来ます。

さて、認定講習の内容ですが、1コマ、1時間程度で、

1、動物愛護法、
2、動物取扱業とは、
3、遵守基準、
4、人畜共通感染症、
5、消毒方法、
6、狂犬病予防法、
7、化製場法、
8、鳥獣保護法、
9、都道府県、市町村条例、
10、ワシントン条約、
11、外来生物法、
12、動物検疫、
13、動物の輸入届出、
14、関税法、
15、動物愛護センターとNPO、
16、獣医療、
17、疾病の予防および治療、、、
18、最近の収容動物の概要など、

多岐にわたったお話を、ものすごいスピードでします。なお、内容は、都道府県、政令市ごとで、それぞれ違います。

講師は、都道府県の技師、市町村の技師、厚生労働省、農林水産省、環境省、獣医さん、動物愛護センターの職員、税関職員など、これまた、多様な構成です。

動物看護士の学校卒業者ですと、少しは解るので、聞いていますが、ちょっと難しい話は、寝ている人も居ますけど。。

こういう講習を、毎年受講しないと、許可が取り消されることがあります。

ニックネーム りぼん。パパ at 20:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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