2008年08月13日

用語の説明。

construct コンストラクト、構成体のこと。いくつか単位が組み合わさってできた1組織・節など

Haplotypeハブロタイプ

染色体上のハプロイド(半数体)に存在する複数の遺伝子座の対立遺伝子の組み合わせのタイプ。

いずれも薬剤の効果・副作用、疾患の発症などの個人差に関与し、その解析がテーラーメイド医療実現のための有効な方策であるとされている。

また、野生生物の系統関係を調べるためにも使われる。その場合は、同一遺伝子上の複数の多型部位の組み合わせをさすことがある。


ハプロタイプマッピング

このハプロタイプを一人一人の個人について明らかにしてそのデータをデータベース化することによって、特定の集団中で特定の遺伝子に注目して調べることが容易に出来るようになる。そうすると、特定の集団に存在している遺伝子の型が効率良く調査できるようになるし、民族間、国家間での特定の遺伝子の存在頻度(出現頻度)の違いを読み取ることが出来るようになる。このようにハプロタイプの型の多様性をデータベース化してしまおうというのがハプロタイプマッピングということになる。

目的は集団の遺伝子型の分布を調べて、色々な問題を解決するための手段として利用しようということが目的なので、個人の名前や住所など、個人を特定するための情報はこのデータベースに入力する必要は無い。もちろん、こうした情報が入ることによって個人に不利な状況をもたらすことになるので、本当に個人を特定する情報が入っていないかどうか、その点については何らかの規制や正しく行なっているかどうか確認する手段が必要となる。

こうしたハプロタイプの組合せの研究から、日本人には中国系、韓国系、南方系の3つのハプロタイプが共存しているということが明らかになってきたようである。

2003年になって、ヒト遺伝子の全配列の解読が完了したことを受けて、国際協力によってこのハプロタイプマッピングを行おうという提案が成され我が国も積極的に参加する意思を表明している(日米科学技術協力協定・外務省)。


ニックネーム りぼん。パパ at 21:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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