2008年06月20日

愛知県のオーエスキー病とトキソプラズマ病(養豚)

オーエスキー病
[2008年3月26日]
オーエスキー病ウイルス(ヘルペスウイルスの一種)により起こり、妊娠豚では死産・流産、ほ乳豚では嘔吐・下痢・けいれん等の神経症状を示し死亡するものが多い病気です。愛知県では昭和60年以来、発生も抗体陽性豚の摘発もありませんが、関東、九州地区などでは発生がみられています。

 今年度も全農家(39戸)で1農家あたり5〜10頭の検査を実施し、すべて陰性でした。

 今後も清浄化を維持していくために、県外から豚を導入する場合は、ワクチン未接種・抗体陰性であることを確認し、隔離観察期間を設けてください。なお、県外から導入した場合は、県外での検査後感染を否定するため必ず当所へ連絡し、再度抗体検査を受けてください。


トキソプラズマ病
[2008年3月26日]
 トキソプラズマ原虫により起こる人獣共通感染症です。豚での症状は月齢、原虫の感染数等の違いにより異なります。感染しても無症状の場合も多いのですが、3〜4か月齢の豚では時に発熱、発熱極期には腹式呼吸が見られます。妊娠豚が初めて感染した場合、原虫は胎盤を通過し胎子に感染し流産等を起こします。


トキソプラズマ 検査 検査戸数 38

陽性戸数 (陽性率) 9 (23%)

検査 頭数 365

陽性頭数 (陽性率) 10(2.7%)

 管内の農場の陽性率は23%で、昨年度の33%に比べると減少していました。個体の陽性率は約2.7%でこちらも昨年度は4%でしたので減少傾向でした。

 対策としてはネコを豚舎付近に近づけないことが重要です。一般的な消毒薬には抵抗性が高く、オーシストには無効で、消毒は90℃以上の熱湯が有効です。抗体が確認された農場においては、全ての母豚に対して有効薬を定期的(年1回以上)に投薬するとよいでしょう。

ニックネーム りぼん。パパ at 18:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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