2007年11月02日

タンナーゼ産生細菌って?

http://www.research.kobe-u.ac.jp/ans-koala/sasaki-job.html


タンナーゼ産生細菌とは、
タンニンの一種である加水分解性タンニンの分解酵素であるタンナーゼを産生し、タンニンを特異的に分解する腸内細菌群。なお、ドングリに含まれるタンニンは、主にこの加水分解性タンニンである。

これは、タンナーゼ活性を有するグラム陽性球菌であるところの  Streptococcus gallolyticusが分離され、さらに多くの種類の、様々な食習慣を持つ動物(鹿、牛、豚、馬、兎、犬など)からもS. gallolyticusが分離され、タンナーゼ産生細菌の存在がわかりました。
タンニン結合性唾液タンパク質PRPs の分泌量,
およびタンナーゼ産生細菌のコロニー数を計測したところ.PRPs は,タンニンと高い親和性を持つ唾液中に分泌されるタンパク質であり,タンニンに対する防御物質だと考えられている.また,タンナーゼは加水分解型タンニンを特異的に加水分解する酵素であり,タンナーゼ産生細菌はタンナーゼの働きによってタンニンとタンパク質との複合体を分解し利用可能な形態にする働きを持っている.タンナーゼ産生細菌は新鮮な糞便から採取し,タンニン酸処理を施したブレインハートインフュージョン培地上で計測した.2タイプのタンナーゼ産生細菌が検出され,一方は連鎖球菌の一種,他方は乳酸菌の一種と同定された.

以上、「堅果散布者アカネズミは堅果中のタンニンをどう無害化するか?
タンニン結合性唾液タンパク質とタンナーゼ産生細菌の効果」島田卓哉*(森林総研・関西),齊藤 隆(北大・フィールド科学センター),
佐々木英生,西谷洋輔,大澤 朗(神戸大学・自然科学研究科)
 より、転載。


ニックネーム りぼん。パパ at 19:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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