2007年10月17日

美人の避妊手術は、無事終了しました。

美人の避妊手術は、無事終了しました。ちょっと、八戒に比べて、食が細いので、体重が、思ったほど増えず、予想していたより、子宮と卵巣が、小さかったです。

昨日、入院した動物病院です。獣医さんも、20人以上みえます。1階が、外来診察室で、2階が、入院および、手術室です。

動物病院DSC_0001.JPG

外来診察室です。こういう部屋が、いくつもあります。

診察台DSC_0002.JPG

今日、お昼に、1泊した美人を、引き取りに行きました。
取ってしまった子宮と卵巣です。約3cmくらいですね。予想では、5cmくらいと思ってましたが、生理もなかったので、卵巣もほとんど育っていません。ただ、この時期は、子宮が、あっと言う間に大きくなるので、のんびりもしていられませんが。。。

子宮DSC_0003.JPG

これから、10日後に、抜糸です。それまで、抗生物質で合成抗菌剤のビクタスS40mg・錠を、1日、半錠づつ朝飲ませます。夕方は、腸内細菌を残すため、ビフィズス菌の入ったヨーグルトを1個づつ、食べさせます。餌のペレットと水も、適量与えます。腹をこすると痛いので、夜は、電気ヒーターを入れることにしました。
ニックネーム りぼん。パパ at 17:53| Comment(6) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
手術が無事に終わって良かったですね!!糸は溶ける糸じゃないんですね。小さい頃足の指を縫ったコトがありますが抜糸するとき痛かったです。美人ちゃんは痛くなかったらいいけど・・・
Posted by チョコのママ at 2007年10月17日 20:44
糸は溶ける糸じゃないんですね>>>>

良く解りませんが、動物の場合、舐めたり、引っ張ったりして、化膿するといけないので、たぶん、普通の糸にしたのかも??縫合糸も、たくさん種類があって、僕には、良く解りません。体内で、使っているものは、解ける糸かもしれませんね。
?
美人ちゃんは痛くなかったらいいけど・>>>>これは、10日後、見てみますね。病院

まだ、ケージの中で、寝ていて、さっきから、ごそごそ、起き出して、動いている程度なので、傷口を、見ていないし。。
ただ、さっきも、僕のひざにも、登ってきたりしているので、めちゃくちゃ痛いってことは、無いと思いますけど。。くすり
Posted by りぼん。パパ at 2007年10月18日 01:20
美人ちゃんおかえりーo(^-^)o
子宮小さかったんですね。
うちも去勢手術した日はおとなしく寝てましたがエサは食べてました(^^;うちは病院で完全に抜糸できなくて…こたつで寝てるときに私が抜糸しました。3ヵ月で去勢したのでタマタマちゃんもけっこう立派でしたよー
Posted by マリリン at 2007年10月18日 06:34
ミニブタの生殖器は、生後2ヶ月から8ヶ月くらいで、急速に、発達しますので、1週間違うと大きさもかなり、違うと、思います。目

今、美人は、抗生物質を飲んでいるので、腸内良性菌も死んでしまうから、抗生物質を飲んで、12時間後に、良性菌のビフィズス菌入りヨーグルトを食べさせてます。
(飲ませているオルビフロキサシンは、毒ですからね。)
食欲は、ありますから、充分、回復すると、思います。八戒の去勢は、もう少し、後ですね。オスは、外から、見えているので、大きく成長してからも、去勢は可能ですが、メスは、子宮と腸、腎臓、膀胱と、繋がっているので、大きくなると、繋がっている血管も太く、多くて、手術が困難になります。はさみ

それより、りぼん。が、腹いせに、庭の洗濯機を、倒して、電源や、給排水を引きちぎり、大暴れで、洗濯機を破壊しました。1日、チビ豚に、かまっていたので、やきもち、&やんちゃですね。被害甚大です。
顔(ぷんっ)バッド(下向き矢印)
Posted by りぼん。パパ at 2007年10月18日 08:23
うちは2回避妊手術を経験したコトがあります。16万もした病院とミニブタMAPさんに紹介していただいた病院(6万で済みました)どちらも溶ける糸でした。なので動物の手術には溶ける糸を使うものだと思ってましたが病院によって違うのですね。
 りぼん。ちゃんの行動力はすごいですね・・・違うコトに活かせればスーパーミニブタになれますねO(^-^)O
Posted by チョコのママ at 2007年10月18日 11:09
手術用縫合糸の種類とその選択 
 「縫合糸も何だかいろいろ種類があって,どういう特徴,特性があるのがわからない。まとめて解説して下さい」というリクエストも多いので,ここでまとめて書いてみる。

縫合糸を分類する基準は幾つかあるが,それを列記すると

自然素材糸か合成糸か
編み糸(撚り糸)かモノフィラメントか
吸収されるかされないか
 この3つである。全ての縫合糸はこの3つの組み合わせで説明できる。

自然素材糸か合成糸か
自然素材糸
絹糸,カットグットなど(歴史的には馬の毛なんかも使われていた)
合成糸
ナイロン,PDS,デキソンなど


編み糸(撚り糸)かモノフィラメントか
編み糸(撚り糸)
絹糸,デキソン,バイクリル,ニューロロン,エチボンドなど
モノフィラメント
ナイロン,PDS,マクソン,モノクリルなど


吸収されるかされないか
吸収糸
デキソン,バイクリル,PDS,マクソン,モノクリルなど
非吸収糸
絹糸,ナイロン,エチボンドなど


 最初の「自然素材糸か合成糸か」であるが,これはわかりやすい。絹糸は蚕が作ってくれる糸だし,カットグットは羊の小腸漿膜を糸にしたもの。そしてカットグットの表面をコーティングしたものがクロミック。ただ,BSD問題から,カットグット(クロミック)は使われなくなったようだ。
 一方の「合成糸」はもちろん,石油(原油)から化学的に合成されたもの。

 両者でどこが違うかというと,人体組織との組織反応性である。「自然素材糸」といえば現在,絹糸しかないが,人体にとっては所詮異種蛋白であり,組織反応性は非常に強い。
 一方の「合成糸」であるが,ナイロンやプロリン糸のように組織反応性がほとんどないものもある一方,「合成吸収糸」のように組織反応性を持つものもある(糸が吸収される過程で炎症反応が必ず起こるから)。

「編み糸かモノフィラメントか」だが,これは糸の構造というか,作られ方の違い。前者は細い繊維が多数撚り合わさってできているが,後者は1本の繊維だけでできている。これが何に効いてくるかというと「糸のほどけにくさ」と「糸の強度」の関与してくる。

 実際の手術で縫合糸を使うときに,幾つかのチェックポイントがある。糸を引っ張った時にどこまで耐えられるか(抗張力)と,結節の緩みにくさ(結節保持力)だ。それ以外にも,結びやすさ(しなやかさ)というのも外科医にとっては重要だ。

 このため「絹糸は結びやすく結節がほどけにくいけれど,強く引っ張るとすぐに切れる」とか「ナイロン糸は結びにくく,結節もほどけ易いが,引っ張ってもなかなか切れない」ということになる。つまり,絹糸は「しなやかで,結節保持力が強く,抗張力は弱い」,ナイロン糸は「しなやかさが少なく(=弾力が強く),結節保持力は弱く,抗張力は強い」ということだ。

 合成糸で古いものにデキソンがあるが,その売り文句は「絹糸のようにしなやかで結びやすく,ほどけにくい」だったと思う。つまり絹糸の特性を再現する事を目的に開発されたのではないかと思われる(当時の縫合材料といえば絹糸とカットグットしかなかったから当然だろうな)。そのため,絹糸と同じ物理的構造,すなわち「編み糸(撚り糸)」にしたのだろう(と思う)。その次に(?)開発されたバイクリルも,当然編み糸(撚り糸)である。要するに「縫合糸としての理想像」としての絹糸の物理的特性にどこまで近づけるか,という開発の歴史だったのかもしれない。

 さらに「編み糸かモノフィラメントか」は,創感染率にも絡んでくる。編み糸(撚り糸)の場合は感染が多く,モノフィラメントの場合には少ない。
 これは編み糸(撚り糸)の繊維と繊維の間に細菌が入り込んでしまうと,好中球やマクロファージがこれを排除しにくくなる,という理由があるためらしい(さらに絹糸の場合は,繊維の蛋白質自体が細菌の栄養源になっているのではないか,とも言われているらしい)。

 「吸収糸か非吸収糸か」。要するに,マクロファージが「こいつは異物だから食っちまおう」とターゲットにして,実際に食えるか,食えないかの違いだ。絹糸は「異物だと認識しているけれど分解できない(から残る)」,PDSやバイクリルは「異物だと認識して実際に分解できる」,ナイロン糸は「異物だと認識しない」ということになる。

 医学的には「糸が長く残っていては困る」ところには吸収糸を使う。だから胆管や尿管のように糸が残っているとそれを核に結石を作る危険性があるところでは,吸収糸を選んだ方がいい。逆に,形成外科の真皮縫合のように「長く真皮に残り,手術痕が広がらないようがんばって欲しい」という場合は,ナイロンという組織反応性の少ない非吸収糸を使う。同じ非吸収糸でも組織反応性の強い絹糸は真皮縫合に使われないのは当然である。

 さらに吸収糸には,2週間程度で吸収されるもの(バイクリルラピッドやモノクリル)と,吸収に数ヶ月を要するもの(PDS,マクソン,デキソン,バイクリル)がある。後者は動物実験では90日前後で完全吸収されるものが多いが,抗張力はそれよりかなり速く弱くなるようだ。


-というわけで,現在使われている縫合糸(手術用糸)を分類しなおしてみる。

「自然素材・撚り糸・非吸収糸」
絹糸


「合成・編み糸(撚り糸)・非吸収糸」
ニューロロン(ナイロン素材)
エチボンド(ポリエステル素材)


「合成・編み糸(撚り糸)・吸収糸」
バイクリル(ポリグラクチン910)
デキソン(ポリグリコール酸)
モノクリル


「合成・モノフィラメント・非吸収糸」
ナイロン
プロリン(ポリプロピレン)


「合成・モノフィラメント・吸収糸」
PDS(ポリディオキサノン)
マクソン
 これで大体,手術で、いつも使っている糸が,どういう特性,性質を持つものに分類されるか,お判りいただけると思います。
Posted by りぼん。パパ at 2007年10月18日 12:12
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